「米政策」破たん今こそ、国が需給と価格の
|
関連/今こそ、国が需給と価格の安定に責任をもつ政策へ(1/4) /今こそ、国が需給と価格の安定に責任をもつ政策へ(2/4) /今こそ、国が需給と価格の安定に責任をもつ政策へ(3/4) /今こそ、国が需給と価格の安定に責任をもつ政策へ(4/4) /愛情かけて育てました |
たとえば10月15日の給食の献立は、「さつま芋ごはん、さわらの西京焼き、金平ごぼう、ほうれん草の磯あえ、牛乳」。「ご飯を中心とした和食の献立がいちばん、糖質、たんぱく質、脂質という栄養バランスがすばらしいのです。それに“旬”があって、日本の四季を味と五感すべてを使って味わえるのが和食の良さです。こうした良さを学校給食に取り込めるのは、お米を中心にした和食、つまり日本型食生活の給食だからなんですね」と、星名先生は言います。
しかし、そろえるだけのパンに比べて、米飯給食はお米を洗って、炊飯して、重い炊飯器を洗って…と、調理員さんの負担も大きく、それが全国で米飯給食がなかなか増えない理由にもなっています。星名先生は「民間委託やセンター方式の給食が増えていますが、方南小は幸い自校直営方式で、調理員さんががんばってくれるからこそ、こうした給食ができています。調理員さんの奮闘が子どもたちから見えることで“心を育てる給食”作りにつながっているのです」と強調します。
楽しい方南小学校の給食の時間 |
「以前、マクドナルドの社長が『子どもの味覚を変えれば、その子どもは一生ハンバーガーを食べ続ける』と言いましたが、子どものころの食習慣は生涯に影響を与えます。だからこそ給食でしっかり和食を味わってもらい、お米を中心とした日本型食生活を継承していきたいと思っているのです」と、お米に寄せる思いを語ってくれました。
茨城・石岡市 末永 明美 |
[2012年10月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2012, 農民運動全国連合会