「農民」記事データベース20120917-1037-10

ご当地ヒーローも登場

ウェルカムレセプション

地元青年開発の加工品など次々

関連/農民連青年部 夏の学習交流会in山形・おきたま
  /国際青年ファームフォーラムin南陽
  /震災の被災地南相馬を視察
  /「生きもの調査」実践
  /ウェルカムレセプション


心もおなかも満足満足

 9月1日、南陽市のおいしい食べ物と飲み物を囲みながら、国内外の参加者を歓迎する「ウェルカムNANYOレセプション」が開かれました。

 実行委員長の星智也さん(農民連青年部幹事)が「南陽市へようこそ。楽しい時間をお過ごしください」と歓迎あいさつ。ビア・カンペシーナ海外代表による鏡割りに続く乾杯で幕開けしました。

 アトラクションは、民話を後世に語り継ごうと、全国各地で“口演(こうえん)”している語り部の一人、多勢久美子さんが、とんちの効いた「鶴の恩返し」をお国ことばで披露し、会場を沸かせました。

 盛り上がりが頂点に達したのは、南陽市を元気にしようと、地元の若者たちが作り上げたご当地ヒーロー、「南陽宣隊アルカディオン」の登場です。レッド、ブルー、ピンク、グリーン、イエローの5人のメンバーは普段、地元のイベントや保育園などに出向いてショーを行っています。この日は、海外代表の一人、池依林さん(台湾)の誕生日を祝うとともに、レセプション参加者の記念撮影の求めにも気軽に応じ、“ヒーロー”ぶりをいかんなく発揮していました。

画像
ご当地ヒーロー“南陽宣隊アルカディオン”参上!

 食べ物では、置賜名物、豚の丸焼きのほか、芋煮、丸ナス漬け、玉こんにゃく、おかひじきをはじめ、地元の青年が開発したかぼちゃドーナツなど地元産の農産物、加工品を堪能。日本酒や南陽産ワインなどを楽しみました。

 愛知県から参加した岩瀬圭介さんは、「語り部さんによる『鶴の恩返し』やご当地ヒーローの登場などのイベント、豚の丸焼きから芋煮など数々の食べ応えのあるおいしい料理がでたことで、心もおなかも満足できました」と感想を寄せました。

(新聞「農民」2012.9.17付)
ライン

2012年9月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2012, 農民運動全国連合会