TPP阻止
|
関連/“TPP反対”で一致 /1万人キャンドル集会 /TPP阻止 小さな垣根を超え大きな連携を(1/5) /TPP阻止 小さな垣根を超え大きな連携を(2/5) /TPP阻止 小さな垣根を超え大きな連携を(3/5) /実行委員団体と賛同団体 /TPP阻止 小さな垣根を超え大きな連携を(4/5) /TPP阻止 小さな垣根を超え大きな連携を(5/5) |
実行委員長を務める萬歳章・JA全中会長は「野田首相が参加表明を撤回しない限り、われわれの怒りは収まらない。TPPよりも、震災・原発事故からの復興を真っ先に進めるべきだ」と述べ、TPP参加を阻止するまで全力をあげる決意を示しました。
気勢を上げるJA全中の萬歳会長(中央)、全国漁業協同組合連合会の吉田博身専務(右端)ら |
リレーメッセージでは、全国農協青年組織協議会(JA全青協)の牟田天平会長が「きのうから国会前で座り込みをしている。豊かな国土を子どもたちに受け継いでいかなければならない」と表明。沖縄県南大東村の仲田建匠村長は「離島はサトウキビが基幹産業だ。TPPで夢と希望が失われ、島の存続が危うくなる」と述べ、主婦連合会の佐野真理子事務局長は「TPPで消費生活の安全・安心が有名無実になる」と危機感を募らせました。青森大学の見城美枝子教授は「農業は生命をはぐくむ産業。食の自給なくして国の自立なし」と訴えました。
最後に「これからも国民各層との広範な連携のもと、全国各地で徹底した行動を展開していく」とするアピールを採択し、国会までデモ行進をしました。
私は、「農業が危ない」と言うのでTPPに関心を持ちました。調べてみると、農業だけの問題ではないことがわかりました。食品は安くなると言われますが、労働賃金も安くなり、10年、20年後には生活の質も下がってしまいます。子育ても不安です。
震災の復興もままならないのに、TPPに参加すべきなのでしょうか。国民に安心を、若い世代に希望を、農家に安定した生活を送れるようにすべきです。私たちは未来をあきらめません。
[2012年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2012, 農民運動全国連合会