世界の仲間と一体で熱い連帯・共感日本代表団香港の8日間
開幕日1万人の大デモ“WTOは出て行け”HKAGJは閣僚会議が開幕した十三日、香港民衆連盟(HKPA)主催の集会とデモに参加。世界から集まった一万人の農民、市民らとともに「WTOは農業から出て行け」の声を響かせました。代表団は、うちわ、メガホンなどを持ち寄り、思い思いの衣装に身を包んで参加。地元テレビでも放映、世界各国のマスコミから取材もひっきりなしに続きました。 ビクトリア公園内で行われた集会では、北海道・別海町で酪農を営む小杉地平さん(21)が「親を継いで、今年酪農を始めたが、WTOの下では農業ができないし、これからの生活が脅かされる。私たちの行動で世界を正しい方向に導きましょう」と呼びかけると、大きな拍手が返ってきました。 デモ行進では「抗議世貿(コンイーサイマオ)」(WTOに抗議する)、「出て行け! WTO」と訴え、市民の注目を集めた代表団。拍手で送り出す人の姿が沿道に並びました。 デモの先頭で、農民連の旗を掲げた和歌山県連の高橋範行さん(23)は「外国代表の掛け声がずっと耳に残っています。言葉は通じないけど、一緒にたたかっているんだと一体感を持ちました」と語っていました。
(新聞「農民」2006.1.2・9付)
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[2006年1月]
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