やってよかった! 農民連の自主申告(2/5)運動で消費税大増税ストップ
使いやすい農民連「税金ノート」自信もって申告できる「農業所得を実額で」と言われても、「何が経費になるのか」「どれをどこに入れたらいいのか」、税金の計算はなかなか容易ではありません。しかし農民連の「農業収入・支出記帳簿」(税金ノート)は、一ページずつ記入していけば収入と経費を整理でき、「誰でも一年分の農業所得がまとまる」というすぐれもの。なぜ農民連の「税金ノート」が使いやすいか。それは、全国の仲間の農家が現場からの声を寄せて、工夫・改良を積み重ねてできあがったものだからです。 農民連の仲間は「このノートと、仲間の応援さえあれば税務署なんて恐くない」と自信満々。また、これを使って経営改善を行っている仲間もいます。
確定申告ワンポイント国保税の節税対策〇二年の健康保険法等の一部改正によって、国保税の所得割の算定基礎が、専従者控除を引いた後になりました。これによって、配偶者及び配偶者特別控除を適用するよりも、専従者控除を適用するほうが、国保税が低くなる場合があります。算式で示すと、これまでは【収入】―【必要経費】=【国保の所得割額の算定基礎】、改正後は【収入】―【必要経費】―【専従者控除】=【国保の所得割額の算定基礎】。【専従者控除額】×【所得割の割合(%)】が減額になります。 ただし専従者になった人が、他にパート収入など農外収入があれば専従者給与と合算して申告しなければならない場合もあります。また、専従者控除を適用した場合でも、国保税の法定軽減の判定には専従者控除は適用されません。 かりに所得税・住民税を納付しても、国保税が安くなれば専従者控除を適用したほうが節税になります。そうならない場合もあるので両方計算しましょう。詳しくは、農民連発行の「確定申告の手びき」の五十一ページを参照してください。
(新聞「農民」2004.2.23付)
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[2004年2月]
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