二〇〇三年第二回全国委員会への報告(5/5)二〇〇三年十二月十日 農民運動全国連合会常任委員会
〔5〕イラクへの自衛隊派兵や改憲阻止、平和・くらしを守る国民的たたかい(1)イラクへの自衛隊派兵をくいとめよう戦闘状態がますますエスカレートし、イラク駐在の二人の日本大使館員が殺害されるという事態が引き起こされているなか、小泉首相は自衛隊のイラク派兵を強行しようとしています。 イラクへの自衛隊派兵は、イラク国民にとっても、日本国民にとってもとりかえしのつかない災いをもたらす最悪の選択です。イラク問題の解決のためにいま重要なことは、一日も早く米英占領支配をやめ、国連中心の枠組みによる人道支援に切り換え、その枠組みのもとでイラク国民に速やかに主権を返還することです。 すべての都道府県連と単組、支部から「イラクに自衛隊を送るな」「憲法九条を守れ」の要請を集中し、宣伝・署名、デモ、集会など、草の根からの取り組みを広げましょう。
(2)憲法改悪をやめさせ、くらしと民主主義を守る国民的課題での共同を自民党が二〇〇五年までに改憲草案をつくると公約し、民主党も改憲を打ち出すなかで、九条をはじめ憲法の民主的・平和的条項を守るたたかい、憲法と一体である教育基本法の改悪をやめさせるたたかいに全力をあげましょう。 消費税増税に反対するたたかい、平和と民主主義、暮らしを守る運動を「国民大運動」を中心に、地域から共同を広げましょう。農村への革新懇づくりを広げましょう。
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(新聞「農民」2003.12.22付)
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[2003年12月]
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