「農民」記事データベース20031013-606-07

読者からのお便り


国民を脅かす政治に審判を

長野県 小山博正

 医療費の大幅値上げ、介護保険料の値上げだけでも大変ななか、九月十五日付の「庶民大増税ねらう税調答申」の浦野税理士の記事を読み、これでも怒らない国民がいるのだろうかと思いました。日本経団連は一六%への消費税を提言。自民党、公明党なども消費税増税の大合唱。そのうえ、所得税、住民税などあらゆる税金の増税。さらに今年一月から消費税の免税点が三千万円以下から一千万円以下になりました。配偶者特別控除も廃止され、年金制度の改悪もたくらまれるなど深刻です。

 第二次小泉内閣ができました。小泉首相は苦しんでいる国民のことなどまったくよそにおいて、「構造改革」の推進だけを口走っています。二年後には憲法改正の素案を作り、大日本帝国時代と同じような戦争国家に戻そうとしています。

 今こそ、この中身を暴露し、国民的運動を高め、今度こそ国民の願いが届く政治にすることが大切だと思います。


私に勇気くれる新聞「農民」です

新潟県 稲葉久美子

 私には読まないでいられない新聞「農民」です。私に勇気を与えてくれる新聞だからです。農薬の問題で県と交渉したこと、また県内の市町村議会へ「農家が意欲をもって米づくりを」と請願・陳情書を提出し、「消費者に安全を、農家に安心を」と体を張って一生懸命頑張っている姿に感動しています。自民党の総裁選挙でマスコミが大騒ぎしている間に、アメリカはイラクへの三千人の派兵を韓国に要求しました。日本にも要求してくるのでしょう。戦争は反対です。総選挙で頑張らなくちゃ!


知事代わればこうも変わる

岐阜県 島尻尚子

 「県民参加の政策づくり」という記事(9月22日付)、わくわくしながら読みました。長野県の知事が代わればこうも変わるという報告。本当に変わるのですね! 望みを持ちましょう。そして、いろいろな面で自分たちの声の届く県政をつくらねば。この記事の書き手の小林さん、簡潔で生き生きとした名文でした。


注目していた作家に納得

山梨県 佐藤文男

 「旭爪あかねさんに聞く」の記事(9月1日付)を読みました。旭爪さんに注目していました。筆者がどうしてこのような作品を書くことができたか、納得の文章でした。農作物は自分の思う通りにならない。現実を直視し、そこからどうしていくのか、の日々の営みの連続です。受容と変革の精神とでもいうのでしょうか。青年期に農業改革をめざし、今はヘルパーをしています。田んぼはイモチが発生し、おおわらわでした。白菜と大根の生育はまあまあのようです。


がんばっていた松下さん

鹿児島県 徳留桂子

 「病とたたかい23年 鹿児島農民連発展につくした松下みよ子さんを偲ぶ」の記事(9月8日付)を読みました。何度も病気を繰り返しながら、いつもがんばっていた彼女をみんなで思い出し、語り合いました。本当に連日、朝から夜遅くまでがんばっていたみよ子さんでした。

(新聞「農民」2003.10.13付)
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2003年10月

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