「農民」記事データベース20030908-601-11

読者からのお便り


日本農業つぶしの米「改革」

鳥取県 有田亀五郎

 米「改革」大綱関連の記事を読んだ。当面は総選挙対策で農家を安心させて、選挙が終わったら転作助成金を減額し、三年後は「ガクッ」と減らし、七年後は助成をゼロにする計画であることがわかった。産地づくり推進交付金、稲作所得基盤確保対策、担い手経営安定対策をちらつかせ、農業者団体と農家に生産調整を検証させ、農家の抵抗をやわらげて、米価をますます市場原理にゆだね、最終的には制度を廃止するねらいに変わりないことがわかった。日本農業をつぶし、外国農産物を輸入する方針である。農民連食品分析センターは、輸入小麦から発ガン性の農薬が基準値の三〜五倍も検出されたと発表している。日本国民の健康をハカイするものである。

「さぬきの夢」ぜひ食べたい

奈良県 阿波角整治

 「食べたい正真正銘のさぬきうどん」の記事(八月十一日付)を興味深く読みました。香川に行けば必ずうどんを毎日のように食べますが、「さぬきの夢」のうどんなら、いっそうおいしいことでしょう。香川県だけでなく、全国に「さぬきうどん」を名乗る店がたくさんありますが、「さぬきの夢」で作ったうどんだということを店先に書いていただくとありがたい。また、新聞「農民」でも、そんな店を紹介してもらいたい。

「さぬきの夢」の増産を期待

北海道 井上 勤

 食べたい正真正銘のさぬきうどん「さぬきの夢2000」が開発され、本物のさぬきうどんを口にすることができるというのは本当にうれしい。私も旅行したとき食べた経験があります。どうか農民連の腕前を発揮して増産に励んでください。期待しています。

生きる原点を生み出す農業

静岡県 伊藤 浩司

 俳優・永島さんの「米作りライフワーク」の記事(八月十一日付)を楽しく読みました。また、正真正銘のさぬきうどんの記事といい、永島さんの話といい、農業が人間の生活そのもの、文化そのものであり、私たちの生きる原点を生み出しているもの、人間のまるごとである――そんな思いで読みました。

そばの種子をもらい蒔いた

島根県 花手 政勝

 長野県望月町の協西えいっこの会のそば作りの記事(一月六日付)に感心しました。わが家の十八アールの畑に大草を生えさせてしまい放棄していましたが、ぜひ種をもらって蒔きたいと考え、手紙で頼みましたところ、一升ほど送ってくださいました。さっそく、梅雨明けの後、一日がかりでトラクターで畑を耕し、種を蒔きました。一雨降ったので、そろそろ芽が出るのでは、と楽しみにしています。

おいしい枝豆を食して満足

新潟県 稲葉久美子

 新聞「農民」を届けてくれる岩船農民連の方たちは枝豆の出荷に大わらわ。埼玉の方に出荷します。とても味が良くて大モテとか。「食べてみたいな、分けてもらえるかな」と思っていたら、「ハネ物だけど」とたくさん届けていただきました。プリプリの味の良い枝豆を食することができて満足。こんどはメロンですが、「雨続きだから、味は」の一言に少し寂しさを感じました。だけどメロンを楽しみにしています。


*読者からのお便り歓迎します。感想、短歌、詩、絵手紙、写真等々編集部あてにお送りください。

(新聞「農民」2003.9.8付)
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2003年9月

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