4市町村長から新年 連帯のメッセージ(3/4)
長野県栄村長高橋 彦芳あけましておめでとうございます。年頭に当たり、農業・農村を守り、安全な国民食料を確保するために、懸命にたたかっておられる農民連のみなさんに心から敬意を表し、連帯のごあいさつを申し上げます。 政府の進めてきた構造改革は、アメリカに追随したサプライサイドの経済政策で、労働者をはじめ、農民、中小企業者の生活と生産を困難にしていることが次第にはっきりしてきました。 旧臘(きゅうろう)政府の示した米政策改革大綱は、国民の主食の需給と価格の安定から国が手を引くもので、すべての農産物を国際市場の見えざる神の手に委ねる方向を示唆しています。構造改革特区で企業の優良農地進出、GM稲の侵入にも警戒しなければならないと存じます。 新しい年は、このような状況を転回させるために農民と消費者、農村と都市との連帯の輪をいっそう広め、不安のない明るい社会をつくるために奮闘いたしましょう。
(新聞「農民」2003.1.6付)
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[2003年1月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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