「農民」記事データベース20210927-1474-09

野党連合政権の実現で
日本の農と食の未来を切り開こう
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検証
破たんした安倍・菅=自・公農政

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 側近に「俺って、そんなに人気がないのか」「このままでは、自民党が野党に転落してしまう」とうめき、政権を投げ出した菅首相。「こんな政治はもう我慢できない」という国民の怒りに追い詰められた結果です。

 これは菅氏個人の問題ではありません。菅政権の最大の看板は「安倍政治の継承」。今起きていることは、9年間におよぶ安倍・菅政治、自民党と公明党の政治そのものの破綻にほかなりません。

 自民党は、総裁選で「表紙」だけ替えて、危機を巻き返そうと必死です。しかし、総裁選の候補者は、いずれも閣僚や党幹部として自・公政治にどっぷりつかりこんできた面々です。

 誰が新しい総裁になったとしても、すでに壊れている自・公政治の枠内での身内争いにすぎず、ここから新しい政治や現状を打開する展望が出てくるはずはありません。

 国民的な怒りが一番突き付けられているのは「コロナ無策」です。同時に厳しく問われているのは、米価暴落、史上最低の食料自給率に象徴される9年間の自民党と公明党の農政です。

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(新聞「農民」2021.9.27付)
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2021年9月

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