期限切れ食肉不正混入
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同社とマクドナルドとの結びつきは、1955年にアメリカのマクドナルドの1号店に、当時は家族経営の肉屋だった「オットー&サンズインダストリー」がひき肉を提供したところから始まっています。
以後、マクドナルドの成長とともに同社も成長。なかでもOSIの海外事業拡大に大きな功績を残したのが、現在の最高経営責任者(CEO)のシェルドン・ラビン氏(82)でした。もともと銀行員だったラビン氏は、マクドナルド向けハンバーグの工場建設の資金調達で相談を受けたことを機に、70年代にマクドナルドの要請でOSIの経営に加わり、80年代にCEOに就任。ラビン氏の海外進出への積極姿勢のもと、中国でマクドナルドが1号店をオープンした2年後の92年、OSIも中国で最初の工場を開設。マクドナルドの海外事業拡大を、食材供給から下支えしてきたのが、OSIでした。
現在、OSIは世界に3万5000店以上あるマクドナルドの85%の店舗に商品を提供する一方、マクドナルドもまたOSIの事業の95%以上を占めており、「マクドナルドの世界最大のタンパク質供給会社」となっています。
ラビン氏は昨年11月に、「食肉業界の殿堂」入りを果たしました。
[2014年8月]
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