「農民」記事データベース20121210-1049-10

TPP・消費税増税ストップ!原発即時ゼロ!9条守れ!

私たちの願いを届ける議員・政党を選ぼう
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共同の広がり生かして大いに語ろう

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自民9条改悪し国防軍に変える

民主集団的自衛権の解釈見直し

憲法

 憲法9条を守るかどうかも大きな争点として浮かび上がってきました。

 自民党は選挙公約の中で、「日本国憲法改正草案」を掲げ、9条を改悪していまの自衛隊を侵略的な「国防軍」に変えると規定しています。そして、集団的自衛権の行使を明確に主張し、「国家安全保障基本法」の制定を掲げています。

 集団的自衛権の行使とは、日本が攻撃を受けていないのに、アメリカといっしょに海外で起こす戦争に参加することです。

 安倍晋三総裁は選挙公約の発表にあたって「できることしか書いていない」と大見得(おおみえ)を切りましたが、自民党は「戦争はしない、戦力はもたない」と明記した憲法9条を改悪して、「アメリカと戦争する国」に変えようとしています。

 また、公明党はこんな自民党と連携。民主党も「集団的自衛権に関する憲法解釈を見直すことを検討する」とし、「維新の会」も、石原慎太郎氏の根っからの主張を取り入れ、「自主憲法の制定、集団的自衛権の行使」を公約に掲げました。

 さらに、小沢一郎氏の「国民の生活が第一」と合流した「未来の党」も、集団的自衛権の行使や国連軍への参加を目的に憲法違反の新法を制定すると定めました。

(京都農民連 安田政教)


9条変質させる政党は許せない

画像 鹿児島県農民連の真戸原勲さん(鹿屋市)=私は、人間魚雷「回天」の基地(山口県旧徳山市)で終戦を迎えました。そして戦後、二度と戦争のない平和な日本をつくるため、「農林水産9条の会」をたち上げ、農民とともにたたかってきました。

 民主党や自民党、「維新の会」などは、この総選挙で憲法9条に正面から食ってかかっています。断じて許せません。

 今度の選挙は、憲法9条を断固として守り抜く選挙でもあります。

(新聞「農民」2012.12.10付)
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2012年12月

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