「農民」記事データベース20121210-1049-08

TPP・消費税増税ストップ!原発即時ゼロ!9条守れ!

私たちの願いを届ける議員・政党を選ぼう
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共同の広がり生かして大いに語ろう

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  /腹を割って話そうよ

 さあ、総選挙です。政権交代から3年余り、TPP参加の推進、消費税増税、原発再稼働、オスプレイ配備…。民主党は、国民の願いを裏切ってきました。しかしいま、国民の多くが声をあげ、TPP反対や原発ゼロにみられるように、共同が広がっています。今度こそ、私たちの願いが届く政治に変えていきましょう。


反対が明確な政党・候補を支援

JA青森が共産党を推薦

JA

 福島県田村市にあるJAたむら本店には、「TPP断固阻止」の日本共産党のポスターが貼られています。ここ福島3区は、TPP推進の急先ぽう、民主党の玄葉光一郎外務大臣の選挙区。郡山農民連の会員で日本共産党の市議、木村高雄さんが共同の申し入れをして実現しました。

画像
JA本店に貼られた日本共産党のポスター

 また長野県内のあるJA幹部は、「選挙の推薦依頼は日本共産党からも遠慮なくいただく」と表明。日本共産党のポスターがJAの事務所に張り出され、ビラが配布されたところも。

 JA全中は衆議院が解散された11月16日、「JAグループは、TPP交渉参加反対を明確にした各候補者・政党を支援する」との談話を発表。また15日に開かれた「交渉参加断固阻止緊急全国集会」で、萬歳章会長は「候補者や政党を分析して、われわれの声を反映する人を国会に送る取り組みをする」と明言しました。

 こうした方針を受けて、青森県のJAグループでつくる県農協農政対策委員会は30日、日本共産党の高橋ちづ子東北ブロック比例候補(前)と小選挙区候補4氏全員の推薦を決めました。JAグループが共産党候補を推薦するのは初めてのこと。JAグループが推薦する12人のうち、比例候補は高橋さんのみで、民主党の推薦は見送られました。

 また、自民党の安倍晋三総裁が「『聖域なき関税撤廃』を前提とする限りTPP交渉参加に反対」との選挙公約を発表した際、「聖域とは何か?」との記者の質問に、「守るべき国益が守られるのであれば、それは交渉していくのは当然」と発言。日本農業新聞は「解釈にあいまいさを残した」「これでは自民党の立ち位置が見えなくなる」と、批判しました。

(新聞「農民」2012.12.10付)
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2012年12月

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