TPP参加阻止アジアで共同行動の強化を対策と解決策を考える
FTA・TPP国際フォーラム開く農民連、全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)、国際的農民組織で農民連も加盟するビア・カンペシーナは10月15日、東京・日本青年館の国際ホールで、「FTA・TPPに関する国際フォーラム」を開き、約150人が参加しました。このフォーラムは、アジアでの共同行動を強め、オルタナティブ(代案)と解決策を考える契機になりました。 農民連の白石淳一会長は、TPP反対の一点で立場を超えた国民、住民ぐるみの運動が広がっていることを紹介し、「この国際フォーラムを成功させ、TPP参加を加速させている日本政府に大きな打撃を与えよう」と開会のあいさつをしました。 ビア・カンペシーナ国際調整委員のユン・グンスンさん(韓国)は、13、14の両日に千葉県多古町で行われたビア・カンペシーナ東南・東アジア地域会議について報告し、そこで作成された「FTA・TPPについてのポジション」(3面)を紹介しました。 韓国、タイ、インドネシア、そして日本の代表から、FTA・TPPの現状と影響、運動が報告され、その後、私たちが求めるオルタナティブ(代案)は何か、共同の行動をどう広げるかについて討論しました。(各国の報告は4、5面に掲載) 最後に、主催者が、TPPを阻止するたたかいを通じて、「アジアで新しいネットワークを一緒に作りましょう」(ユンさん)、「野田内閣の悪政にストップをかけよう」(全国食健連の坂口正明事務局長)と呼びかけました。
(新聞「農民」2011.10.31付)
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[2011年10月]
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