食健連運動には希望があるKPLと食健連が懇談多く学び韓国でも取り組みたい
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は3月23日、来日中の韓国全国農民会総聯盟(KPL)と都内で懇談を行いました。 食健連の坂口正明事務局長による食健連の紹介に続き、KPLのパク・ミヌン代表が「食健連という名称は、人間の根源である食べ物と健康を守ることが名前に刻まれていて誰もが参加できる。すばらしいし、うらやましい。日本の運動には希望があります。多くを学び、韓国でも消費者や市民団体とのネットワークを作りたい」とあいさつしました。 KPL側から「(毎年秋に行う)食健連のグリーンウエーブ運動について詳しく知りたい」「地方の食健連の活動内容は」などの質問が出され、それに応じる形で、食健連参加団体が答えました。 全農協労連の国分博文委員長は、韓国の農協労組とも交流があることを紹介しつつ、「新自由主義の下で農協解体の攻撃が強まっているが、みなさんの運動からも学び、攻撃を跳ね返す運動を強めたい」と決意表明しました。 家庭栄養研究会の岡本昭子さんは「心と体と社会の健康を高める食生活を」という同研究会の理念を紹介し、子どもの脳に悪影響があるアルミニウム鍋の使用を中止させる取り組みを報告しました。 茨城県農民連の村田深書記長は、「労組や女性団体、業者団体の人たちと港見学や菜の花まつりで交流を深めている」と、地域の取り組みを紹介しました。 KPLからは「食糧主権のネットワークを韓国にも作りたい」などの意見が出されました。
(新聞「農民」2009.4.6付)
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[2009年4月]
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