全国から高校生が集まって
「一分、一秒でも早く戦争をやめさせたい」――こんな思いを胸に、北は北海道、南は沖縄から千二百人の高校生が東京・渋谷の宮下公園に集いました。三月二十一日に開かれた「イラク攻撃反対! ぼくたちの手で戦争をとめよう全国高校生平和大集会」。 実行委員長の白木真帆さん(17)は、「私たちは空爆を直接見ることはないけど、あの戦火の下にも同じ年の人たちがいる。その命を奪うことは絶対に許せない」と決意を語ります。 続いて、手作りのプラカード、友人からの寄せ書きを手に、各地の高校生が次々と登壇。「開戦のニュースを見て涙が止まらなかった。でも、あきらめたくない。傍観者になりたくない」(長野)、「おじいちゃん、おばあちゃんが涙ながらに語る五十八年前の戦争の話。私たちはその度に平和の尊さを思い起こす」(沖縄)といった発言の度に、湧き起こる共感の拍手。 参加者は、集会アピールを採択した後、アメリカ大使館に向けてアピールウォークしました。
(新聞「農民」2003.3.31付)
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[2003年3月]
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