平和求め反戦行動アメリカ大使館前で
アメリカのブッシュ大統領は世界中の戦争反対の声を無視して、三月二十日午前十一時過ぎ(日本時間)、イラクへの軍事攻撃を開始。小泉首相はただちにこれを支持しました。 これは世界の平和秩序と民族自決を根本から突き崩す暴挙です。農民連の佐々木健三会長は同日、「イラクへの無法な攻撃をただちに中止せよ」との声明を発表し、国内外の平和を求める人々との共同を強めて全力をあげる決意を表明しました(別項)。 イラク攻撃開始に抗議するデモや集会が三月二十日、全国各地で行われました。東京のアメリカ大使館前では機動隊が通行規制を行い、抗議行動に参加しようとする市民を一人一人チェックする物々しい警戒体制がしかれた中で、二百人以上がかけつけて、大使館正面の道路から抗議のシュプレヒコールを繰り返しました。 茨城県水戸市から来た男性は「大使館員のみなさん、戦争を始めたリーダーを恥じとは思いませんか。私たちは戦争をやめるまで行動し続ける」といい、高校生も立ち代わりマイクを握り、アメリカ大使館に向かって怒りの声をぶつけます。乳母車に幼児をのせて参加した若い母親も、イラクの子どもたちを殺さないでと語っていました。 「イラク攻撃をただちに中止せよ」「戦争はやめろ」「平和を守れ」のデモや集会が連日、国内外で展開されています。抗議の声を電話やファックス、メールなどでブッシュ大統領と小泉首相に集中しましょう。
(新聞「農民」2003.3.31付)
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[2003年3月]
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