「農民」記事データベース20030303-576-11

読者からのお便り


断固反対して輸入米の追放を

茨城県 中村 和子

 「売れ残る主食用輸入米」の記事(二月十七日付)を読みました。米生産農家として、いったい今後いくら下がるのかと考えると、息子はやっぱり農家をやらない方がいいかもなんて思うときもありますが、安全なお米にしようと気を配りながら栽培しています。農民のみなさま、断固反対して輸入米を追放し、消費者に自信の持てる米を作りましょう。


輸入果汁にもセーフガードを

奈良県 阿波角整治

 減反を押し付けながら、輸入米をどんどん入れていることに驚きです。多くの国民は、この現実をあまり知らないのではないでしょうか? また、国内産のリンゴやミカン一〇〇%で作ったジュースは非常においしいものです。昨年、長野県の三水村の農園で買ったリンゴとリンゴジュースは大変おいしいものでした。輸入果汁にぜひともセーフガードの発動をさせるためにがんばらなければと思っています。


イラク攻撃反対署名で飛び回る

岐阜県 古田イツコ

 今やらなければ悔いを残してしまう気持ちでイラク攻撃反対の署名に飛び回っています。ガソリンスタンドの知人は、私が説明するまでもなく、「アメリカは中東のガソリンを支配したいだけのことやもんね」と言って快く署名をしてくれました。「頑張ってね」と励まされ、思わぬところで思わぬ言葉を聞いて、元気をだして頑張っています。日本共産党の市田さんの国会質問に対して、小泉首相の答弁に腹立たしく抗議のハガキを書いて送りました。


イラクにも家庭の営みあるはず

静岡県 伊藤 浩司

 平和でこそ、人の営みが存在する。農業でも漁業でも、観光業でも、家族の営みも、とことん道理をつくして話し合っても遅くはない。イラクにも家庭の営みがあるはず。


若い人が畑借りもの作りに励む

鳥取県 岡村 淑恵

 「安全・おいしい野菜たべたい」という看護学生が畑を借りてもの作りに励む記事(二月三日付)を読みました。魚は切り身、絵本で見る牛が牛肉になることは想像することもできない人は、他の動植物を殺して食べていることを認識できなくなっているのではないかと思います。また、米が稲から籾殻をとったものなんてことは、農家の子でも知らなくなっているのではと思います。農作業の変化で農業の手伝いができなくなったこともありますが…。だから、若い人が畑を借りてもの作りは、とても良いことだと思いました。


看護学生にエールを送りたい

大阪府 伊藤 厚子

 二月三日号の八面に若い女性が笑顔で写っています。何だか、うれしいですね。「人の健康より利益優先になっている」という感想は立派。「お互い農業を守るために頑張ろう」とエールを送りたくなります。


食品分析センターを見学したよ

神奈川県 菊地原さくら(中一)

 冬休みに農民連食品分析センターの見学に行きました。ピーマンやトマトなどたくさんの野菜が輸入され、しかも年々増えていることに驚きました。残留農薬や栄養の面からみても、やっぱり国産が一番だと思いました。どういうときに使う器械なのか、説明しながら動かしてもらえたのが、うれしかったです。


粘り強い運動で要求実現を

東京都 武藤 一次

 東京・町田市で「10年ぶり生産緑地に指定」の記事(二月三日付)を見ました。農民、消費者の粘り強い運動で実現したことに拍手を送ります。私の住んでいるところは、東京都の西のはずれ青梅市です。青梅市でも市議会に要求したこともありましたが、簡単に否決されました。農民と消費者の連帯で粘り強く運動を進めることが重要だと思います。町田市の成果をもとに、要求実現をめざしたいと思いました。

(新聞「農民」2003.3.3付)
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2003年3月

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