「農民」記事データベース20231120-1578-11

遺伝子操作(遺伝子組み換え、ゲノム編集)食品、
フードテックはいま――

アグリビジネスによる
食料支配を許すな!
(3/3)

開発に前のめりの政府・バイテク企業

関連/アグリビジネスによる食料支配を許すな!(1/3)
関連/アグリビジネスによる食料支配を許すな!(2/3)
関連/アグリビジネスによる食料支配を許すな!(3/3)


食の安全求めて市民・農家が反撃

市民の運動で配布ストップ
ゲノム編集トマトはノー!

受け取り自治体がゼロ

 全国の福祉施設、小学校に配布する計画を発表したゲノム編集トマト苗ですが、全国各地で受け取り拒否を求める運動が広がり、「トマト苗を受け取らない」と答えた自治体(部署含む)は352、「受け取る」と答えた自治体はゼロでした。(6月現在)

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 ゲノム編集トラフグをふるさと納税返礼品に採用している宮津市でも、返礼品からの取り下げを求めて、市民団体「麦のね宙(そら)ふねっとワーク」が短期間で1万人分を超える署名を集めて運動しています。


私たちにできること

 環境を守り、再生産可能で地域自給の生業(なりわい)を守ることこそが私たちの食料安全保障のためにも必要です。

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「ゲノム編集食品はノー!」と京都駅前でアピールしました=9月23日

 自治体の条例でゲノム編集など遺伝子操作食品の生産・流通・販売の禁止・表示義務を求め、行政、議会や企業に市民の声を届けることが求められます。遺伝子組み換えやゲノム編集食品を「買わない!食べない!生産させない!」の運動をともに進めましょう。

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(新聞「農民」2023.11.20付)
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2023年11月

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