「農民」記事データベース20151026-1187-03

TPP「大筋合意」に抗議
各地で緊急行動
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あきらめない!!必ず阻止

ノボリ旗なびかせ怒りの軽トラパレード

 福島・安達地方農民連

 TPP「大筋合意」のニュースが流れた翌日の10月7日、福島県の安達地方農民連が二本松市で軽トラパレードを行いました。

 約30人、軽トラのべ15台、トラクター2台が参加。秋晴れの真っ青な空の下、ノボリ旗を風にたなびかせた壮観な軽トラの隊列は、道行く多くの人の目をひいていました。軽快なリズムにのせて「こんにちは、農民連です。このままでは農業は壊滅的打撃を受けます。たたかいはこれからです。あきらめてはいけません。農業を守らない政府へ、農民の怒りをアピールしましょう!」と、農民連の存在と運動を訴えました。

 出発式で佐藤佐市会長は、「原発事故の収束もほど遠いのに、賠償は打ち切り。作れば作るほど赤字が増える低米価をそのままにして、TPP『大筋合意』と誇らしげに言う安倍政治は許せない。米が余っているのに無関税の輸入枠を増やす、こんなばかげたことを黙っていられない。主食の米を守るのが政治の役割。私たちは、国土と物づくりへの意欲を、多国籍企業の金もうけには決して売り渡さない」とあいさつしました。

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怒りの軽トラが連なってパレード

 パレードの様子はテレビ局や新聞社も取材し、夕方に放送されました。インターネットでも紹介され、都市部の若者の間からも、「農民連、すごい」「かっこいい」「やるね、頑張れ」と、応援の輪が広がりました。

 参加した岩代支部の菅野明さんから、「澄み切った青空にTPP反対ののぼり旗がはためき、軽トラが連なって、壮観でした。沿道から手を振ってくれる人から元気やたたかう意欲をもらいました。選挙が終われば平気で公約を破るような安倍政権は直ちに退陣させ、TPP・戦争法・辺野古を許さない国民連合政府の実現がいよいよ待ったなしです」と、感想が寄せられました。

(福島・安達地方農民連ニュースから)

(新聞「農民」2015.10.26付)
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2015年10月

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