「農民」記事データベース20151026-1187-02

TPP「大筋合意」に抗議
各地で緊急行動
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国会決議・公約違反だ!!

農民連近畿ブロック

農政局交渉 怒りの激しい声相次ぐ

 「TPP大筋合意」を受けて、10月6日、農民連近畿ブロックが近畿農政局と交渉を行いました。近畿農政局からは南企画調整室調整官ら4人が対応し、農民連からは14人が参加しました。

 原弘行・大阪農民連会長は、「大筋合意は、国会決議や選挙公約を投げ捨てたもの。米価暴落のなかでさらなる米の輸入は許されない。政府に抗議すべきだ」と訴えました。

 参加者からの「大筋合意は国会決議に違反しないのか」との質問には「もともと関税撤廃を前提にした交渉。国会決議を盾に全力を上げた。国家貿易制度を維持し、枠外税率を維持した」と大臣のコメントを繰り返し、「国会決議が守られたかどうかは国会審議で判断される」と答えました。

 これに対して「子どもだましの答弁だ」「農業分野で得られるものは何一つない」「屈服だ」「これで農業と地域が崩壊したら責任をだれがとってくれるのか」と怒りの声が相次ぎました。

(新聞「農民」2015.10.26付)
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2015年10月

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