「農民」記事データベース20140414-1113-11

連帯深め運動続け必ずTPP阻止
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3・30大行動
やめさせるまで仲間ふやそう

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さとうきび農家は壊滅する
地域経済・雇用も悪影響

南城市玉城さとうきび生産組合長
玉城健さんの発言(大要)

画像  沖縄県のさとうきびの生産状況は、農家戸数の減少や農業従事者の高齢化の進行により、収穫面積と生産量はともに減少しています。

 2011、12年は春先の低温、度重なる台風の襲来、塩害などにより記録的な減産になり、13年も記録的な干ばつの影響で反収減と品質低下に見舞われました。台風の常襲地帯の沖縄で、農業は地域社会で需要な役割を担っています。

 こうしたもとで、さらにTPP参加により関税が撤廃されたら、さとうきびや畜産など農林水産業に壊滅的な影響がでて、地域経済と雇用は大きなダメージを受けます。とくにさとうきびは輸入品と入れ替わり、100%減、すべてがなくなります。牛・豚肉、水産物も大幅減になり、農林水産業に加え関連産業にも影響は波及します。

 沖縄では昨年11月、「TPP交渉対策・さとうきび政策確立・沖縄県農業代表者集会」が開かれ、TPP交渉については、農産5品目などの聖域が確保できないと判断した場合は、交渉から即脱退することを強く要請することになりました。

 みんなで力を合わせることで、TPPを止める大きな力になります。ともにがんばりましょう。

(新聞「農民」2014.4.14付)
ライン

2014年4月

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