「農民」記事データベース20140414-1113-09

連帯深め運動続け必ずTPP阻止
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3・30大行動
やめさせるまで仲間ふやそう

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大行動に農民連500人

各地・各界の訴え力強く

 東京・日比谷野外音楽堂で開かれた「もうやめよう!TPP3・30大行動」には、全国各地の農民連の仲間約500人がかけつけました。参加者は、着ぐるみや鳴り物、思いを書いたプラカードやゼッケンを手に持ち、身に着けて、会場を埋めました。

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トラクターを先頭にパレード

 主婦連合会の山根香織会長が主催者あいさつ。「TPP交渉をもうやめよう、やめさせたい、そんな強い思いでともにたたかおう」と決意を表明しました。

 全国農協中央会(JA全中)の馬場利彦参事が来賓あいさつを行い、「重要5品目が守られないときは脱退も辞さないとする国会決議と自民党公約が実行されるよう、広範な国民各層と連帯を深めて徹底した運動に取り組む」と力強く訴えました。

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風雨に負けず銀座を歩きました

 アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアでTPP反対の運動をしている団体や集会からの連帯のメッセージが読み上げられました。

 全国農協青年組織協議会の益子丈弘副会長が連帯のあいさつ。「一人でも多くの人々にTPPの危険性を訴え、世に知らせながら、仲間をつくりたい」と述べました。

 日本共産党と社会民主党からメッセージが寄せられ、登壇した日本共産党の紙智子参院議員が紹介されました。

 各地・各分野からのリレートークでは、沖縄のさとうきび農家で南城市玉城(たまぐすく)さとうきび生産組合長の玉城(たまき)健(つよし)さん(沖縄県農民連玉城農民組合役員)が登壇し、全国各地の農民連ののぼりや旗が並ぶなか、訴えました。(別項に大要)

 続いて、「TPP等と食料・農林水産業・地域経済を考える岩手県民会議」の吉田敏恵・岩手県生協連専務理事、滋賀県日野町の藤澤直広町長、山形県の置賜百姓交流会の川崎吉巳さん、「TPP参加反対中越地域協議会」の大谷芳則共同代表、東京土建一般労働組合の白滝誠書記長、埼玉県の公立小学校の栄養教諭、宮城県塩釜市の坂総合病院の今田隆一院長らが訴えました。

 最後に、「TPP交渉そのものをやめさせるたまで運動を続けることを決議します」とする集会アピールをアジア太平洋資料センター(PARC)の内田聖子事務局長が読み上げて、採択されました。

 「TPPに反対する弁護士ネットワーク」の中野和子事務局長が「国民全体の大きな運動にしていきたい」と閉会あいさつを行いました。

 参加者は、千葉県農民連が用意したトラクターを先頭に銀座をデモ行進しました。

(新聞「農民」2014.4.14付)
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2014年4月

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