TPP、「農政改革」、原発、消費税、秘密保護法…共同して安倍政権の暴走にストップを
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山根 そういう点で、まさにいま農民連さんの出番ですね。主婦連の事務所が入っている主婦会館の玄関前では、年に4回、農民連ふるさとネットワークさんのご協力で産直市が開かれ、首都圏などの産地から新鮮でおいしい野菜や果物、加工品が並んでいます。
山根 背景には、もうけ本位の考え方があると思います。本来、食品はそうであってはならないものです。自然を相手に農産物がつくられ、それはまさに人間の体と命をつくるもの。工業製品とは違います。偽装問題は、農業への軽視にほかなりません。
白石 今年は例年になく異常気象で、それとたたかい、工夫しながら、農家はがんばって生産しています。
白石 産直が広がり、消費者との交流が深まるのは、生産者にとっても大きな力になります。地方でも直売所が地域のコミュニティーをつくる大きな役割を果たしています。農村の発展で、関連産業が栄え、地域の振興につながる。まさに地域循環型のまちづくりが大事です。
白石 福島県では私たちの仲間も故郷を追われました。いったん事故が起きればとりかえしがつかない原発事故の恐怖を私たちは実感させられました。農業と原発は決して相いれません。にもかかわらず、再稼働する、輸出するというのは絶対に認められません。
山根 主婦会館のロビーでいま、北ドイツの小さな村で、原発反対に立ち上がった村人たちの記録を紹介する展示を行っています。福島を経験した日本人が反原発の運動の輪をもっと広げてほしいという願いが込められています。
白石 私も先ほど見ましたが、農民たちがトラクターを何十台も連ねて北ドイツの田舎から首都ベルリンに向かう写真は壮観でした。日本でも全国各地で立場を超えた幅広いネットワークで集会やデモが展開されています。この広がりはかつてないものです。今年は、こうした運動をさらに広げる年にしたいですね。
白石 当面は、TPPからの撤退に全力をあげます。次世代の人たちが安全して農業に携われるよう、自国の食糧は自国でつくるのが当たり前になるようがんばりたいと思います。ご一緒に力を合わせましょう。
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[2014年1月]
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