「農民」記事データベース20131118-1094-09

原発ゼロ
福島で全国で
(2/3)

安心して住み続けられる福島を!大集会

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飲食・物産展

“おいしいこだわり”大好評

あちこちで行列、完売も

 飲食・物産展には福島県のほか、岩手、茨城、埼玉、千葉、長野、新潟各県の農民連と農民連ふるさとネットワークも出店し、大いににぎわいました。

各県の農民連と
農民連ふるさとネット

 福島県農民連は果物、甘酒、豚汁、Tシャツなど多彩に販売。なかでも会員が材料を持ち寄って作った豚汁は行列ができ、調理が追い付かない状態。あたたかい甘酒コーナーは「自然な甘さ」と好評でした。果物コーナーでも多くの人がひっきりなしに訪れ、9種類用意したリンゴは開始3時間で6種類が完売。買い物客から「福島のリンゴが一番おいしかった」という声も上がり、参加者のみなさんも喜んでいました。

 福島県農民連のゆいまあるトマトジュースを若い夫婦がアピール。本宮市の野地猛さん(31)と冴子さん(25)です。「母親(友子さん)がゆいまあるでジュースづくりをしており、手伝いできています。手づくりでスーパーのジュースよりおいしい。2歳の子どもも大好きです。若い人にぜひ飲んでもらいたいですね」と話していました。

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好評のゆいまあるトマトジュースをアピールする野地冴子さん(中央)と猛さん(その右)

 長野県連はリンゴと白毛餅を販売。こちらも1時間半で完売し、「もっと用意すればよかった」と苦笑い。

 千葉県連は秋刀魚の一夜干しを持参。秋刀魚を焼く香ばしい香りが辺りに漂い、においに誘われて購入する人もおり、「うまい」と評判になっていました。

 茨城県連は焼きそば、ゆで卵、豚汁、焼き芋などを販売。「どれも大人気だよ」とは鹿行農民組合の山崎行康さん。

 岩手県農民連は女性部が大活躍。女性たちの元気な呼び込みで、得意の加工品やつきたての餅を振る舞いました。伊東庚子さんは言います。「被災地支援に届けている餅料理です。お餅を食べながら交流し、被災者を励ましています」

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つきたて餅をふるまう岩手県女性部のみなさん

 地域おこしに役立つ

 埼玉県農民連は、ジャンボみそおでん、田楽みそなど、秩父こんにゃくを生かした食材を並べました。行列ができるほど好評だったのはカツカレー。ふるさと両神の宮下静雄社長自ら油であげました。「秩父の農産物を多く使った特産の歌舞伎カレーが有名です。カツカレーは、棒状で歩きながらでも食べることができます。地域おこしにも役立っています」と宣伝します。

 ふるさとネットは焼きたての焼き芋(茨城産)と静岡のみかんを販売。焼き芋は会場で芋を焼くという、こだわりの焼き芋。「おいしいのはどれですか」と客の質問にも笑顔で答えていました。

(新聞「農民」2013.11.18付)
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2013年11月

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