TPP阻止、農山村の再生へ
|
![]() |
約350人の代議員・評議員を前にあいさつする白石会長 |
また、真嶋良孝副会長は「『平成の売国』TPP参加を許さず、食糧と農業、この国を守ろう」と特別報告を行いました。そして、刊行したばかりの雑誌『農民』」(63号)を使いながら、マスコミの異常なキャンペーンなどを詳しく解明して反論を加え、内需拡大など打開の道を示しました。
また「はじめて農協が農民組合に呼びかけてきて、いっしょにトラクターデモを行った」「農協がどうたたかったらいいか、農民連に聞きにきた」など共同の広がりが報告され、「雑誌『農民』臨時増刊号をおおいに普及して、運動に取り組む」などの決意が述べられました。
そして「毎日、野菜作りが楽しくてしょうがない」「みんなに支えられてナタネづくりに取り組んでいる」「口蹄疫(こうていえき)で畜産農家の声に耳を傾け、悩みや要望にこたえている」「新聞を増やすことはこんなにも楽しいのかと、あらためて知った」など笑いあり、涙あり。
「気合だ!」の10連発で会場がおおいに盛り上がり、元気はつらつの青年たち、ユーモアあふれるお母ちゃんたちの発言などが相次ぎました。(発言は、次号以降で紹介します)
大会は最後に、「私たちは、国民のいのちと豊かな国土をまもる農民として生き抜く。TPP参加阻止のたたかいは、日本農業の未来を切り拓(ひら)くたたかいである。日本人ひとりひとりの暮らしのあり方をも問う壮大な国民運動に発展させ、その先頭に立つ」とする特別決議を採択しました。
![]() |
TPP阻止、農民連の前進に向け“団結ガンバロウ” |
はじめて参加した東京農工大学名誉教授の梶井功さんは、「TPP阻止のために、なんとしても農民連にがんばってもらいたくてこの場に来た。私も力の限りがんばりたい」と表明。また、この日に不当解雇撤回を求めて東京地方裁判所に提訴した日本航空(JAL)のパイロット、客室乗務員の原告団から、約20人が駆けつけました。
代表してパイロットの飯田祐三さんが「道理のない解雇を許すわけにはいかない。撤回させるまでがんばる」と力強く訴えると、会場から「がんばれ!」「負けるな!」のエールが響きあいました。そして、ほくほくネットから「いのちもたたかいも支えあおう」と、闘争支援に米が送られました。また、大会2日目には会場で支援カンパが呼びかけられ、19万円余りが寄せられました。
農民連女性部第22回総会 |
◇2月10日(木)午後1時30分〜11日(金) ◇機山館(東京都文京区本郷4―37―20) ◇参加費 1万1千円(保育もあります) |
農民連青年部第19回総会 |
○2月11日(金)午後1時〜12日(土) ○ふたき旅館(東京都文京区本郷6―6―3) ○参加費 1万円 |
《申し込み=農民連本部》 |
[2011年1月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2011, 農民運動全国連合会