諸悪の根源=MA米が続くかぎり、
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政府の倉庫に山積みされたMA米
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政府は、主食である米流通の管理に責任を果たすべきです。
農水省の正面には、米俵が“ドン”と置かれ、参加者は稲穂を持ったガイコツおばけや焼酎ビンをかたどった帽子など工夫をこらした衣装で、報道陣や道行く人々にアピールしました。
農民連の笹渡義夫事務局長は主催者あいさつで、「農水省は汚染米の全ぼうを何も究明しておらず、大臣の辞任で幕引きするなどは許されない」と批判。「諸悪の根源であるMA米制度が続くかぎり、真の食の安全は守れない。国民世論を広く大きく起こしていこう」と呼びかけました。
「農家には減反を押し付けながら、MA米輸入のいいかげんさは、まったく腹立たしいかぎり」と生産者の怒りをぶつけたのは、千葉県農民連の小倉毅さん。新婦人の玉田恵副会長は「消費者も不安と怒りでいっぱいです。食の安全をないがしろにする政府はいらない。来る総選挙で国民の審判を下そう」と訴えました。
集会には、日本共産党参院議員の紙智子さんもかけつけ、「食の安全を守り、農家が安心して米作りが続けられるよう、これからも全力を尽くします」とあいさつし、大きな拍手が送られました。
要請では、政府の責任で「非食用」とされた輸入米の徹底回収と善意の業者に対する補償を行なうこと。また、輸入検査で汚染がわかったとき、「非食用」への切り替えと販売先の紹介は、どういう権限でおこなわれていたのか、さらに「工業用のり原料」とされる米の数量や、汚染米はMA米の輸入実績にどうカウントされていたかなど、具体的な回答を求めました。
[2008年9月]
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