ひん死の地球救おう! 北の大地から発信(3/3)
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北海道農民連の井上耕太郎副会長が「思いや要求を共有し、明日からの行動の英気を養おう」と歓迎あいさつ。
青森の威勢のよいねぶたの踊りで、熱気が一挙にヒートアップ。茨城の百姓バンド、ヒューマン・ファーマーズは三日前に作った新曲「食糧主権が世界を救う」を初披露。「すべての人たちに豊かな食べものを」と歌い上げました。
北海道農民連が用意したうすときねで、飛び入りの参加者が餅つきに加わるなか、つきたての餅をふるまいました。富山代表が民謡、越中おわら節を歌うと体育館のなかに踊りの輪ができ、福島の「WAになっておどろう」で続くと、踊りの輪がさらに広がりました。
自慢のサクランボをサラギさんたち外国代表に食べてもらった、福島県北農民組合の服部崇さん。「おいしい」と笑顔のサラギさんに、「輸入自由化され、アメリカ産が増え、国内のサクランボ農家はたいへん苦しんでいます。今日は外国代表の皆さんに、自慢のサクランボを食べてもらいたくて、生産農家が一キロ四千円の特級を五箱カンパしてくれました」と話しかけました。
“食糧主権を”―札幌の中心街をデモ行進
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▼イネケ・ブーイさん(カナダ) デモ行進が平和的で、さまざまな国の人びとが一緒に行動できたのが良かったと思います。女性が活動的で、心のこもった歓迎が素晴らしかったです。国や言葉が違っても、女性農業者が抱える同じ問題を共有することができました。環境や食糧の問題を解決するのは、食糧主権であり、アグロ燃料は「NO!」です。農民連・食健連の皆さんは、食糧を生産する素晴らしさを知っています。ずっと誇りを持ち続けてほしいと思います。
▼マリア・エチェレリアさん(バスク) 日本の運動が、バスクとまったく違うので、とても面 白かったです。たとえばデモの仕方や、牛の着ぐるみで宣伝したり、ジャガイモ配ったり、ユニークでした。食べ物のおいしさには、すごく感動しました! 野菜も、肉も、魚も、お米も、とにかくすべておいしかったです。G8の首脳会議の議論はマズイけど、皆さんの手料理は絶品でした。
[2008年7月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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