「農民」記事データベース20080421-825-09

読者からのお便り


外国に頼るみそや納豆ではダメ

京都府 一原 康男

 地元で納豆やみその生産をしていますが、国産大豆が驚くほど高値になり、困っています。でも、産直ネットでお世話になり、何とか仕込みができました。

 やはり、自給率を高めなければなりません。なかなか大豆はうまく生産できませんが、不足すればまた産直ネットでお願いします。外国に頼るみそや納豆ではダメです。

(京都市)


農業国として立て直してこそ

愛知県 大家 信義

 「未来の食のために、いまできることがあります」―国民は、もっと国産の食材を買いなさいという農水省の広告です。それよりも、政府は異常な減反政策を転換することが第一、第二に農民に再生産可能な価格を保障すること、第三は、国境措置を強化することです。

 これらが動き出せば、自給率は確実にあがります。農水省は、自然に恵まれた日本を農業国として立て直してほしいと、切に願っています。

(名古屋市)


楽しい食が安心できないでは…

茨城県 米川 真里

 中国ギョーザ問題で、あらためて食の安全性が気になりました。私は、家族の食を預かっていますが、できるだけ安全なものを安心して食べてもらいたい。食べることは楽しみでもありますが、それが安心できないでは、悲しくなります。

 品物を選ぶときに値段も気になりますが、作物を愛し、毎日思いを込めて働いている農家のことを思うと、安価にこだわってばかりもいられません。消費者に日本の安全な食品を見直してほしいと思います。

(鉾田市)


表紙だけ変えて中身はそのまま

北海道 川村 幸栄

 ここ数年、経験しなかった氷点下25度から30度が続いた北・北海道も、もうすぐ冬が終わります。農家は、ずいぶん忙しくなってきているようです。

 先日、農家と話をしていたら「ようやく品目横断的経営安定対策(農家では、不安定対策と言っているようですが)と、途切れずに言えるようになったのに、不評だからと中身を変えず表紙だけ変えて『水田・畑作経営安定対策』なんて、農家をバカにしている!」と怒っていました。これでは、食品偽装となんら変わりません。

(名寄市)


私の元気の素はスキーマラソン

青森県 種市 良子

 ブックレット「いまこそ、日本でも食料主権の確立を!」を読みました。私は兼業農家で大豆をいっぱい植えて、枝豆を食べたあとは豆にします。

 今日、みそづくりを終えました。友人をさそい、県の農産物加工センターの指導で毎年続けています。農作業はもう少し先になりますが、今年も忙しく、元気に働けることに感謝したいです。

 3月9日は岩木山スキーマラソンで、歩くスキー10キロに参加。元気の素の一つです。22年続いています。還暦を迎える今年です。

(黒石市)


食・農が安心してできる世の中に

千葉県 石毛 絹世

 先日、九条の会主催の「日本の青空」を見てきました。「どうせ」と思ってしまうことが近頃多いですが、「そうじゃないなあ」と身がひきしまる思いでした。信念を貫くって大事なことですね。

 そこに新聞「農民」が届き、大事な活動をしている人がたくさんいるんだなあ、と頭が下がる思いがしました。私も、九条の大切さを一人でも多くの人に伝えて、安心して農業ができる、安心して食をとれる、安心して働ける世の中のために、微力ながら協力したいなあと思いました。

(旭市)


キウイ腐るのは温暖化のためか

岡山県 日笠 通子

 3月10日号の記事は、特に同感するものばかりでした。一面の地球温暖化が農作物にもすでに大きく影響しているという記事。わが家もキウイフルーツを作っていますが、2年前から秋に採れていたものが2月には大半が腐ってしまう原因は、地球温暖化でしょうか? 以前は、5月ころまで食べることができたので、損失になっています。
(吉備中央町)

(新聞「農民」2008.4.21付)
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2008年4月

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