「農民」記事データベース20080303-818-03

読者からのお便り


小麦値上げで庶民の味ピンチ

京都府 益田 修次

 食料自給率の低下のもと、小麦の自給率は一割ほどしかありません。そんななか、原油価格の高騰や小麦の先物取引などさまざまな要因があわさって、小麦粉を含めた「小麦商品」が次々に値上がりしています。どの地域の人にとっても重大な問題ですが、大阪出身者や京都在住の関西人としては、食卓を直撃する大問題。

 お好み焼きや焼きそば、たこ焼きなど、いわゆる粉モンを普通に食卓に出し、ご飯のおかずにもするくらいだからです。安価におなかを満たすことができる庶民の味がピンチ。根本にある食料自給率の向上が緊急課題だとわが家の食卓からも見えてきます。

(京都市)


学校給食甲子園 優勝おめでとう

奈良県 阿波角整治

 野栄学校給食センターの「学校給食甲子園」全国優勝おめでとうございます。このような取り組みは、ほんとうにすばらしいことだと思います。農家の人たちにとっても、栄養士・調理師さんたちにとっても大きな励みになると思います。

 それにも増して、子どもたちがすばらしい地域の人たちのおかげでおいしい給食が食べられることを誇りに思うことでしょう。外国の危険な食べ物ではなく、安全でおいしい地元の食材を好きになることでしょう。

(奈良市)


「農協の合併」は本当にひどい話

東京都 飛永 柳子

 農協合併の記事(2月11日号)を一気に読みました。落安さんの“本来、協同組合とは”の話にまったく同感です。ここ伊豆大島でもすでに合併され、“なんのための合併?”と疑問に思う人も多いです。

 夫が退職し、畑で少々作り始めました。これから種類や量を増やしたいと考えていて、ちょうど“本来の農協”について話していたところでした。本当にひどい話です。

(大島町)


岩手の農協合併興味深く読んだ

岩手県 遠藤寿美子

 岩手県の農協合併の記事、興味深く読みました。岩手に住み、このニュースが流れているのによく理解できなかったのですが、この記事のおかげでよくわかりました。「農協は経営体であると同時に、奉仕体であり運動体だ。その精神はどこに行ってしまったのか」という農民の声に、グッときました。
(盛岡市)


安心の食糧は日本の大地から

和歌山県 引地 延子

 輸入食品の多さに心を痛め、検査体制の不十分さを心配していたら、たいへんな事件が起こってしまいました。安心の食糧は日本の大地からです。自給率を高め農業を大切にする政治が望まれます。どうしてもある程度の輸入は必要でしょうが、港での検査体制の強化のために、無駄な軍事費を削って予算を回してほしいものです。
(和歌山市)

(新聞「農民」2008.3.3付)
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2008年3月

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