ローカルな話題に グローバルな活動に若者たち元気に語った学んだ(1/3)農民連青年部第15回総会/ (2/3) / (3/3)
農民連青年部の第十五回総会が二月十二日、都内で開かれ、十三都道県から四十人の青年部員と、学生や栄養士、フリーターなど総勢五十人が集いました。田んぼの中で起きているローカルなことから、世界規模で食糧主権を考えるグローバルなことまで語り合い、交流するスケールの大きな総会になりました。
四分の一が初参加葛西拓美・青年部長が「九割の農家を農政の対象から締め出す品目横断対策の実施、青年の労働条件を悪化させ、日本農業が壊滅的な打撃を受けるFTA・EPA締結などの事態を打開して若い人同士で農民運動を盛り上げていきたい」と開会あいさつしました。農民連の真嶋良孝副会長が、EPAの問題点をのべ、青年代表も参加する二月の食糧主権国際フォーラム(アフリカのマリ)への協力を呼びかけました。 総会は、出席者の四分の一が初参加。北海道岩見沢市の佐藤茂司さん(30)は「一昨年の香港行動に参加しましたが、WTOが停止状態にあることは、運動の成果だとわかりました。それぞれの報告を聞いて、農業にしっかり取り組んでいかなければと思いました」と語りました。 農業に興味を持って参加した東京都品川区の桐島朝子さん=フリーター=は「低米価や輸入の増加など農業の困難さばかりが目立ちますが、身近な田んぼや畑の出来事から、国際的視野にたった活動まで、青年たちの元気な報告に驚いています」と話していました。 日本共産党の紙智子参院議員が来賓あいさつ。ビア・カンペシーナから連帯メッセージが届きました。
(新聞「農民」2007.2.26付)
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[2007年2月]
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