「農民」記事データベース20070212-767-10

読者からのお便り


朝市のKさんへ 春までお元気で

岐阜県 島尻 尚子

 岐阜・高山市の朝市へ行くたびにKさん(87)の姿を探します。「おいでんさったかヨ。マメでしたか?」―遠くから姿を認め合って手を振ります。Kさんは、息子さん夫婦のつくるシイタケや野菜を持ってきます。

 飛騨生まれで漬物がないとさびしい私は、毎年十一月に朝市で大根を買い込んで漬け込みます。冬の大事な食品です。十年越しのしきたりですが、今年も無事、Kさんとこの大根が買えました。三十本で二千円。「よう買ってくれんさった」と二本もおまけしてくれました。

 別れ際、Kさんは追いかけてきて領収書の裏に走り書きしたものを渡してくれました。

 大根の えにしぬくもる 秋の市

とありました。

 売り場に座っている姿より、Kさんの腰は思ったより曲がっていました。ありがとう、Kさん。春まで、どうかお元気で。

(岐阜市)


命育てる食料に気配り料理する

宮崎県 三阪 睦子

 私は農業を大切に思う者で、退職して庭を畑にして、家庭菜園を楽しんでいます。命を育てる食料に大変気を配り料理します。いつの時代も農業を大切にする政治が行われないのが残念です。豊作でも凶作でも、苦労される農業生産者のことを思うと心が痛みます。
(都城市)


私の住む山村を独立宣言したい

長野県 北原 綾子

 「富士見村(群馬)“地産地食の村宣言”」を読んで、平成の大合併の波から守り抜いた村は、やっぱりすごいとうらやましい。

 伊那市は住民投票の運動があったにもかかわらず、住民はまったく無視されて強行に合併されてしまった無念さがある。私の住む新山は、伊那市の孤島のような山村。今からでも新山村独立宣言をしたくなる。記事を読んであらためてそう思った。

(伊那市)


虐待事件は南京だけでなかった

鹿児島県 徳留 桂子

 「韓国・東学農民革命戦跡を訪ねて」の記事のなかで、抗日闘争で五万人が皆殺しにされたという。南京だけではなかったんですね。それも若い農民たちにさせるとは。初めて知りました。戦争はあってはならないのです。
(鹿児島市)


「納豆」ねつ造で報道の怖さ知る

茨城県 福田洋子

 不二家の消費者を欺いた製品作りに怒りも冷めやらぬ間に、今度は「納豆ダイエット」ねつ造に言葉も出ませんでした。スーパーのどこに行っても納豆が消えて「何だろう」と思っていました。メディアの怖さを知りました。

 真に受けて走り買いする私たち。茨城の納豆業者は大変な状況に追い込まれています。報道に乗せられないようにしよう。報道は真実を知らせていない!

(土浦市)


自給率は危機的政治の貧困知る

東京都 若林満雄

 新聞をとって二年ぐらいになります。一消費者として、食糧問題に関心をもっています。

 新聞「農民」の記事にも取り上げられているように、食料自給率の低さはまさに危機的です。食品の安全性の問題等も含め、政治の貧困以外の何物でもありません。政治が良くならない現状にも負けずに、果敢に運動を広げている農民連の活動に励まされる思いです。

 一般消費者が参加できる学習会がありましたら、紙面でご紹介ください。

(新宿区)


新聞「農民」みるといつも元気に

新潟 斉藤龍子

 新聞「農民」をみると、いつも元気が出ます。

 日々たいへんでも、それに負けずがんばっている姿をみると、私もしっかりしなくちゃ、と思います。これからも、みんなの元気の出る記事を載せてください。

(新潟市)

(新聞「農民」2007.2.12付)
ライン

2007年2月

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