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農民連青年部第13回総会

青年のネットづくり 地域でさらに(2/3)

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目で見る、わかる、体験する。食の実験

食品分析センター

 青年部総会では、農民連食品分析センターの八田純人さん(青年部幹事)が「目で見る、わかる、体験する、食の実験」を披露。また、米卸「ピュアネットジャパン」の関根弘幸社長が、顔の見えるお米の販売について講演しました。(別掲)

 コンビニおにぎりの油

 「身の回りには、『えっうそ』と感じる食品がはんらんしています」と八田さん。最初の実験は、コンビニおにぎりです。カップにひとつまみ入れてお湯を注ぐと、みるみる油が浮いてきます。これは食感や味のためと同時におにぎりマシーンにくっつかないようにするため。「えー気持ち悪い」「そういえば食べると胃にもたれる」といった声があがっていました。

 竹割りばしの漂白剤

 次は、竹割りばしです。外食店で見かける白い竹のはし。漂白剤が大量に使われています。竹製、木製の割りばしを短く切って試験管に入れ、お湯と試薬を加えます。しばらく待つと竹割りばしの方が濃い青紫色に。

 竹割りばしは九九%が輸入で、主に中国から。竹はかびやすく、漂白剤が使われます。「検出されるのは二酸化硫黄や亜硫酸塩など。この程度の濃度なら人体への影響はないが、必要な処理なのか」と八田さん。

 無果汁ジュース作る

 最後は、果汁をまったく使わずに、オレンジジュースを作ります。水にクエン酸とガムシロップ、オレンジフレーバーを溶かすだけ。「でも、色がなくて不気味」。「色素を加えれば、立派に市販のジュースですよ」

(新聞「農民」2005.3.7付)
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2005年3月

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