「農民」記事データベース20050221-672-02

襲いかかる大増税 はねかえす大運動を(2/3)

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やってよかったぁ農民連の確定申告


「税金ノート」は“宝”や

奈良県農民連南和センター 税金相談会に14人

 奈良県農民連南和センターは二日、大淀町で税金相談会を開き、梨農家などでつくる佐名伝(さなて)班の会員十四人が参加しました(写真〈写真はありません〉)。

 はじめに県連の竹島茂直事務局長が、「税金の手引き」や県連が作製した「しおり」をもとに、今回の確定申告にあたっての注意点を説明。

 参加者からは、経費の計算のし方への質問や、税務調査に入られた経験談などが出され、明るく元気な学習会に。

 班長の山口年昭さんは、「以前はどんぶり勘定。今は自分で収入と支出を計算して、節税ばかりか経営の管理にもプラスになっている」と話します。また南和センターの副代表でもある山口隆弘さんは、「農民連の税金ノートは、『宝』や。経費の出し方がぜんぜんわからんかったが、このノートならよくわかる」と、さっそく記帳していました。

自ら計算、納得して納税

茨城・県南農民組合 相談会・記帳会に6人

 「記帳は面倒くさい」「申告は複雑すぎる」という声をよく聞きます。しかし税金は自分で計算し納得して納めるもの。茨城・県南農民組合は五日、谷和原村で「相談会・記帳会」を開き、六人の農家が参加しました。(写真〈写真はありません〉)

 相談にのりながら、丁寧に説明する県南農民組合の村田深事務局次長。参加した稲作専業農家の坂野稔さん(72)は、「農民連の記帳ノートのおかげでずいぶん助かっている」と言います。坂野さんは領収書を分類して保管し、日記を参照しながら記帳しています。

 米と野菜の兼業農家、堤清子さん(45)は、「役場では、領収書を提出し、税額が計算されるのを待つだけだった。自分で記帳し、申告することで納得できる。いまでは記帳が楽しみになっている」と語っていました。

(新聞「農民」2005.2.21付)
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2005年2月

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