ただちに緊急輸入制限(セーフガード)の発動を日本の農業と国民の食糧を守れ要は政府のやる気しだい 輸入野菜から残留農薬ぞろぞろ 生鮮野菜・果物を一年中リレー輸入 価格暴落の真犯人 東京の労働者が春闘の柱に セーフガード(緊急輸入制限)って?
「野菜の価格暴落は豊作のせい。輸入が増えたためではない」とトボケてきた政府も、ついにセーフガード(緊急輸入制限)発動に向けて動き出しました。 これは、農民連を先頭に全国の農民や農協が立ち上がり、千百を越える市町村・県議会が発動を求める決議をしたから。 しかし、政府はダラダラと「調査」を続けて発動を引き延ばし、韓国や中国に「輸出自主規制」させて、お茶をにごそうとさえしています。このままではせっかくのセーフガード発動も、参議院選挙向けのアドバルーンになりかねません。 農産物の輸入急増は昨年だけの異常現象ではなく、政府の支援を受けた大商社など日本の大企業や世界の巨大企業が、日本の農業と食糧をねらいうちにしている「構造」的なもの。また、水産物や木材、衣料品、靴などにもセーフガードを発動し、地場産業と地域経済を守れの声も高まっています。 私たちは、ネギ、生シイタケ、い草の三品目に対するセーフガードの発動を直ちにおこなうことを求めるとともに、それ以外の農産物はもちろん、水産物や木材、衣料品、靴などに対する調査とセーフガードの発動を要求します。
(新聞「農民」2001.2.19付)
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