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農民連は、早くから国際的な活動をすすめてきました。その中でも、1999年にアメリカ・シアトルで行われた「反WTO行動」で、小農民の国際組織=ビア・カンペシーナと出会ったことは、農民連の活動をより国際的に広げるターニングポイントでした。その後、ビア・カンペシーナとのいく度かの交流を経て、2005年にビア・カンペシーナの東南・東アジア地域の加盟候補組織となり、日本の農民運動を代表する唯一の組織として、韓国をはじめ、インドネシア、タイ、ベトナム、東チモールなど、アジア諸国の農民組織と交流を深めてきました。

2008年10月にアフリカ・モザンビークで行われたビア・カンペシーナの第5回国際総会に初めて参加した農民連は、ビア・カンペシーナへの正式な加盟が承認され、国際的な交流は、世界的な規模に広がりました。

食糧危機、気候危機、エネルギー危機、金融危機が世界を無差別に直撃している今日、人類の食生活の安全と農民の生活を守るためには、「食糧主権」を掲げ、国際的に連帯した行動がますます必要とされています。農民連国際部は、世界の農民運動の団結をさらに強めることに力を注いでいきます。

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