農民連食品分析センターは
1996年に多くの農業者や消費者の募金により設立された背景を持つ世界的にも珍しい分析施設です。募金による設立のため、企業や行政などの影響を受けることなく、独立した立場で活動を行っています。
1996年に多くの農業者や消費者の募金により設立された背景を持つ世界的にも珍しい分析施設です。募金による設立のため、企業や行政などの影響を受けることなく、独立した立場で活動を行っています。
輸入小麦や大豆を使用する食品から、グリホサートが検出されることが、これまでの調査からわかっています。さて、おなじみのおやつあれこれからは、グリホサートが検出されるかどうか、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンさんから検査依頼がありました。このレポートはその調査結果をまとめたものです。
市販のみかんを調べたところ、ネオニコチノイド系農薬のジノテフランは、みかんの果肉(中身)まで染みこんでいました。一方、同時に検出された有機リン系農薬のメチダチオンは、皮でとどまっていて、皮を除けばほぼ除去できてしまうといった特徴の差が見えてきました。浸透性があり食べる部位にまで残留することがあるネオニコチノイド系農薬か、毒性の高い有機リン系農薬か、この結果を私たちはどう受け止めるべきでしょう。
輸入小麦を使用する食品からは、グリホサートが高い頻度で検出されることが、これまでの調査からわかっています。こうした背景から、小麦を原材料にする子ども向け食品のグリホサートの残留状況を知りたいというママ達からの相談をいただきました。これは「デトックス・プロジェクト・ジャパン」と「食べもの変えたいママプロジェクト」との、調査企画「気になる!気になる!子どもの食べもの調べてみよう!」のレポートです。