近畿ワイド特集(3)京 都
「野菜市」にはお客も増えた京都産直ネット一周年京都農民連のアンテナショップ「ふるさと産直ネット京都」がオープンして一年がたちました。店舗とあわせ毎月第二、第四土曜日の「もぎたて野菜市」(七月から魚も加え)にも取り組んできました。野菜市は、豊富な品物をと、農民連の仲間や地元の農家にも協力をお願いしています。日曜日を除く毎日午前十時から午後七時まで開店しています。旬の味を大切にしようと、春はフキノトウ、ワラビなどの山菜、秋は漬物や手作りのコンニャクなどの加工品を揃えています。毎回百人から二百人の消費者が、開店前から並び大盛況です。サービスカードを作成し、店に足を運んでもらえるよう努力し、お客さんも徐々に増え、地域に定着しつつあります。 店の特徴は、つきたてのお米を食べてもらうことです。 (「ふるさと産直ネット京都」店長 山田啓子)
しめ縄作り急ピッチで京都美山町で京都府美山町の農民組合員、梅津愛次郎さん(73)は、生協出荷のための正月用しめ縄作りに大忙しです。訪ねると、「十二月二十四日までに八百個のしめ飾りを作らなくては」と作業に追われていました。梅津さんは、奥さんのトメノさんと二人暮らし。ふだんは野菜作りで農民連産直に出荷し、実エンドウ、キュウリ作りの名人です。 「去年までは五人いたが、高齢化で今年からは二人だけになってしまったが、頑張って作り続ける」と相棒の仲江和三郎さんと仕事に励んでいました。 (美山町農民組合 戸本勝友)
(新聞「農民」1999.12.6付)
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