「農民」記事データベース20231120-1578-13

GTFグリーンチャレンジデー2023に
青年部が出展

フレッシュミントのモヒートなど販売


来場者に食と農の実態と
自給率向上を訴える

 11月4、5の両日、東京・新宿御苑でGTFグリーンチャレンジデー2023―つなげよう、支えよう森里川海―が開催されました。同イベントはGTFグレータートーキョーフェスティバル実行委員会が主催し、環境省や新宿区、TBSなどが共催。豊かな森里川海を将来に引き継ぐために、1人ひとりがその恵みに感謝し、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けライフスタイルの選択を促すイベントです。

 農民連青年部は継続的にこのイベントに参加し、各地の農産物・加工品を販売しながら農民連のアピールをしています。

 今年は青年部の平間徹也部長が宮城から、阿部佑一幹事が山形から参加。当日は11月とは思えない陽気に誘われ、多数のお客さんが来場。平間部長が作ったミントをたっぷり使ったモヒートや、山形・庄内産直センターのラ・フランスなどが好評を博しました。

 今回青年部では、食料自給率向上を求める運動推進につなげようと、9月の総会で行ったワークショップの結果などをまとめたチラシやシールアンケートなどを準備。ブースを訪れた50人以上に対し、自給率と農業の実態を伝えました。

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たくさんの人と対話できました

 多くの人が食料自給率の実態を知らず、シールアンケート形式で対話すると特に大豆の自給率の低さに驚きの声が上がっていました。なかには「ちょうど学校で学習した」と全問正解の小学生や、「元農家の嫁です。酪農家の苦境を聞き、身につまされる思いです」という女性、熱心に話を聞いてくれた小さな子どもを連れた夫婦などさまざまな人と対話をすることができました。

 今回の試みの中で資料の作り方や、対話のつなげ方など今後につながる経験もできました。青年部は今後も対話を進め、自給率向上を求める運動推進に奮闘します。

(農民連青年部事務局長 渡辺信嗣)


 訂正 10月30日付「農民」の5面「来年からのインボイス取り消しも可能」の記事で下から2段目の9行目「取り消しの場合と同様に12月17日までに」の部分を「12月31日(消印有効)までに」に訂正します。

(新聞「農民」2023.11.20付)
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2023年11月

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