「農民」記事データベース20230501-1551-06

秋田雨雀・土方与志記念
青年劇場第130回公演

「老いらくの恋―農の明日へ」

「農シリーズ」5作目

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  /公演への意気込み、農業への思い聞く


農業の、私たちの未来と希望を探る

 農民作家・山下惣一さんと脚本家・高橋正圀さんのコンビで戦後の農政に振り回されてきた農家の苦悩を、涙と笑いの中に描いてきた青年劇場の「農シリーズ」。5作目となる今作は、昨年7月に亡くなった山下さんの遺作『農の明日へ』(創森社刊)をもとに、文学座の西川信廣さんの演出で上演します。

 食料自給率が38%と、国民の食料の大半を輸入に頼っている現在の日本。コロナ禍に加え昨年来のウクライナ情勢により流通が滞り、値上げが相次いでいます。命をつなぐ「食」は「農」の問題と切っても切り離せません。この作品で農の、ひいては自分たちの未来と希望を描き出そうと、劇団は意欲的です。

 今回は特別に、初日中高生無料デー(限定50名)に加え「夜割」を設けたとのこと。ぜひお誘い合わせてご覧ください。

 ▼公演日 5月24日(水)〜31日(水)

 ▼紀伊國屋ホール(東京都新宿区)

 ▼一般=5200円、U30(30歳以下)=3100円、中高生=1000円(前売りのみ)、夜割=4500円(前売りのみ)

 ※新聞「農民」読者は特別に昼の部も4700円の割引料金で鑑賞できます。電話またはメールでお申し込みの際に、新聞「農民」読者であることをお話しし、または明記してください。

 ▼公演スケジュール 5月24日(水)夜(18時半)、25日(木)昼、夜(19時)、26日(金)夜(19時)、27日(土)昼、夜(18時半)、28日(日)昼、29日(月)休演、30日(火)昼、夜(18時半)、31日(水)昼

 ( )は開演時間。昼の部はすべて14時〜。

 ▼お申し込みは、青年劇場チケットサービス 電話 03(3352)7200またはメールticket@seinengekijo.co.jpで。

 その他のお申し込みは、青年劇場のホームページでご確認ください。

(新聞「農民」2023.5.1付)
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2023年5月

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