自家増殖を原則禁止する「種苗法一部改定法」が12月2日、参議院本会議で、立憲民主党、日本共産党、社民党、沖縄の風、碧水会、れいわ新選組などの反対を押し切り、自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の賛成多数で可決・成立しました。
農民連は3日、「農民の種子への権利を奪い、農業生産と食の安全にかかわる種苗法改悪に強く抗議する」とする談話を発表しました。
談話は「審議は衆参合わせて10時間余り、参考人質疑を入れても15時間に満たず、拙速に採決を強行した与党と賛成した各党に満身の怒りを込めて強く抗議する」と指摘。「農民連は、地域から日本農業と食料、農業生産の基礎である種子を守る運動を発展させるために力を尽くす。そして、市民と野党の共同を発展させ、野党連合政権の実現で、家族農業を基調とする農政への転換めざし、引き続き奮闘する決意である」と結んでいます。
[2020年12月]
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