「農民」記事データベース20190701-1366-01

参議院選挙目前

新潟選挙区 打越さくらさん
県農民連が推薦を決定
日米FTAに反対

野党統一候補勝利に各地で奮闘

 参議院選挙の公示(7月4日、21日投票予定)まであと1週間。全国32の1人区で市民と野党の共闘が決まり、農民連も野党統一候補の勝利のために全力をあげています。新潟と福島選挙区を取り上げます。(2面に関連記事)


戸別所得補償・種子法復活を掲げ

 参議院選挙で新潟県は、市民と野党の統一候補として打越(うちこし)さくらさん(無所属、51歳)を擁立してたたかうこととなりました。

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消費税増税反対を訴える打越候補(左)=5月17日、新潟市

 北海道出身の打越さんは、これまでDV(ドメスティックバイオレンス)やセクハラ、子どもの貧困問題等に取り組んできた弁護士です。

 政策では「誰ひとり、取り残さない」社会を目指し、原発ゼロや安保法廃止、農業問題でもTPP(環太平洋連携協定)11、日米FTA(自由貿易協定)などの過度な貿易自由化に反対することや種子法と戸別所得補償の復活を掲げています。

 これまでの選挙で新潟は市民と野党の共闘が行われてきましたが、勝利に至らなかった選挙もありました。

 しかし、今回はその現状を克服するために「本気の共闘」を目指して協議を重ね、関わってきた野党と市民すべてが各地域の選対に入って共闘が進められることになり、大きな前進となりました。

 県農民連では打越候補の推薦を決め、決起集会の開催や農村・農協にも訪問して対話を進めていくことを計画しました。相手となる自民党現職の忖度(そんたく)候補に何としても勝利し、安倍農政を転換させるためにも新潟から奮闘していきたいと思います。

(新潟県農民連 鈴木亮)

(新聞「農民」2019.7.1付)
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2019年7月

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