税金対策部員養成講座
テキストができました
関連/税対部員養成講座始まりました
会員20人に1人の部員を
レベルアップを
『税対部員養成講座テキスト』(153ページ・会員外には非売品)が完成しました。『テキスト』を活用し、各ブロック・各県での「税対部員養成」を具体化しましょう。
税金要求の表れは農家によって様々であり、農家と直接対話しなければわかりません。同時に、これまで自覚されなかった要求も、学習してはじめて要求になるのが税金の取り組みの特徴です。農家の重税感を要求・運動に転化するには、対話する側が税の仕組みや節税の仕方を理解しなければ始まりません。この任務を担うのが税金対策部員です。
農民連には全国で250人を超える税対部員がいますが、税対部員の高齢化や過重負担で今後の運動の継続が不安視される組織も生まれてきています。
本部税対部は、当面、税金の自主申告運動に取り組む組合員20人に1人を目安に、税対部員の養成をめざします。
養成講座は、「農民連の自主申告運動の原則」の立場で、農民連の『税金対策の手引き』と『記帳ノート』を活用し、納税者である農民自らが自主計算・自主申告ができるように「援助」する力量の獲得をめざしています。
『テキスト』は例題を繰り返しやれば、すぐ実践に役立つことを想定し作成しました。
初級編8回を修了すれば、農家と税金について基本的なやり取りができ、(1)記帳ノートの上手なつけ方(2)専業農家や年金・給与所得との兼業農家の白色申告書の仕上げ(3)確定申告と住民税、国保税(料)、介護保険料など社会保険負担との関連を理解し、軽減ノウハウを農家に伝える力がつき、税金を通じて仲間を増やす技量が身につきます。さらにステップアップ編で、青色申告、分離課税、消費税も学びましょう。
各県、単組で、「20人に1人の税対部員」を目指し、対象者を明確にしながら、系統的に「税対部員」を養成しましょう。『テキスト』を手渡し、独習を促すとともに、集団で学習し、全体のレベルアップを図りましょう。大いに活用してください。
(新聞「農民」2019.6.10付)
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