産直野菜と市販品食味検討会で食べ比べ神奈川「土づくり研究会」
神奈川県農民連「土づくり研究会」の食味検討会に参加しました。 年に2回、冬と夏に伊勢原市の中央公民館の調理室で「生産者と消費者が手をつなぐ会」出荷生産者と消費者、事務局の神奈川農畜産物供給センターで取り組んでいます。出荷生産者の農産物と、スーパーで購入した市販の農産物を食べ比べます。この日はブロッコリー、人参、長ねぎ、小松菜、ほうれん草、みかん、キウイフルーツ。また、ほうれん草は硝酸態窒素とビタミンCの含有量も調べます。 実際に食べ比べると野菜の味の差は感じにくいですが、ほうれん草は味の違いがわかりました。他よりも甘味のある、ほうれん草があるのです。それは小田原生産者の小沢和義さんが作ったもの。ただし、“見てくれ”が良くなく、緑が薄く、ちょっと黄色みがかったほうれん草が高得点でした。ビタミンCの含有量も多く、硝酸態窒素は市販品の5分の1の量の結果でした。
「硝酸態窒素が少ないことでエグ味を少なくすることができる。味は“見てくれ”じゃない。しっかり土づくりする」ことが味をよくするために重要なんですね。 みなさんも地元の農民連と合同で食味検討会「食べ比べ」を取り組んではいかがでしょうか。生産者と消費者で交流もできていいと思います。 (「農民連・神奈川豚肉産直」フェイスブックから)
訂正 2月8日付、4面「農民組合の原点に返って」の記事と見出しで「那珂農民組合」となっていますが、正しくは「那賀農民組合」でした。おわびして訂正します。 (新聞「農民」2016.2.22付)
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[2016年2月]
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