TPP交渉からの撤退
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JAのみなさんと懇談する千葉県農民連の越川洋一副会長(右) |
「財界の要求のまま農政が組み立てられている」「このことでTPP撤退の運動がトーンダウンしてしまった」「これでは地域農業と農村社会、食料自給に取り返しのつかないことになる」など、思いは全く一緒です。
しかし、「組織の中で思い切った取り組みはできない」というジレンマがあります。「今、農協が全方位の方針で、国連が訴える家族経営の大切さや、農業の多面的機能、食の安全、農協・農業委員会の役割の大切さを訴え、き然と立ち向かえば、農民はもちろん、どれほど国民の信頼を勝ち取れることか。一緒にやりましょう!」と率直に訴えています。
地域からの声、運動が「跳ね返す」決定的な力です。その要は、農民連の働きです。地域の農協や農業委員会、土地改良区などに申し入れ、懇談を進め、共闘の手立てを尽くすことです。地域の農家や農協の役職員、農業委員、土地改良区や共済組合など、広く呼びかけ、この事態の受け止めやこれからについて、一緒に考え相談する会や集まりが必要です。
千葉県農民連では、安倍政権によるこれ以上の身勝手は許さない、地域からの運動を起こし、家族農業を守り、農協や農業委員会を正しく発展させるために、すべての農協と農業委員会に足を運ぼうと、取り組みを進めています。
2014年米屋さんと生産者をつなぐ交流会 |
東京会場 日 時 8月24日(日)午後2時〜5時
大阪会場 日 時 8月31日(日) 午後2時〜4時半(交流会) |
訂正 8月4日付(1128号)1面「農民連ふるさとネット第11回総会」の記事中、新日本婦人の会事務局長の米山淳子さんのあいさつで「小組として始まった産直」から「『共同目標』を柱に、」の部分を削除します。
[2014年8月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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