「農民」記事データベース20140106-1100-03

協力重ね要求実現へ努力を

埼玉県農民連


14年度予算で県農林部交渉

 埼玉県農民連は12月17日、埼玉県庁で県農林部と2014年度の予算要求交渉(14項目)を行い、約20人が参加。県農林部から堀内清則副部長はじめ各担当者が出席し、日本共産党の柳下礼子団長と村岡正嗣県議が同席しました。

 県農民連の立石昌義会長が「世界中で食料が不足しているときに国は国内農業を軽視し、TPP協定を結ぼうとしている。埼玉の農林業を守るために全力をあげる」とあいさつ。県農林部の堀内副部長は「みなさんとは埼玉の農林業振興という同じ船に乗っているようなもの。知恵を出し合い、農林業を発展させたい」と述べました。

 米の高温障害対策について、県は「必要に応じて国に要請したい」と述べ、畜産問題では「アメリカ産牛肉と国産・県産牛肉との違いをもっと宣伝したい」と回答。また、「パン給食に適した小麦開発を進めている。2、3年後に実現したい」と語り、エネルギー問題では「木質資源を生かしたボイラーなどの開発・研究に力を入れたい」と応じました。

 今後も要求実現のためにお互いに努力し合うことを確認しました。

(埼玉県農民連 松本慎一)


 訂正 12月23日付1面「これでいいのか?! 12・8TPP大行動」の記事中、JA全中の馬場利彦さんの肩書は参事の誤りでした。訂正しておわびします。

(新聞「農民」2014.1.6付)
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2014年1月

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