「農民」記事データベース20131118-1094-17

元気もらった
女性部交流会
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パン屋・加工場オープンした
わが娘が就農した
新作物に毎年挑戦

北海道 in 小清水町

開会待ち切れず早々交流

 11月1、2両日に北海道女性部のつどいが網走市と小清水町にまたがる濤沸湖(とうふつこ)湖畔にあるユースホステル「小清水はなことりの宿」で行われました。

 このユースホステルは、荒木美紀子さんが小清水農民組合事務局員の夫と一緒に経営しています。浜清水駅前でパン屋もオープンしました。たくさんのお店があるので、全粒粉のパンづくりにこだわっています。

 午後6時開始のため、小清水の参加者が来る前に各地から集まった女性たちで交流しました。

 酒井真知子さんは、北見農民組合から。小学校の栄養士をしていた酒井さんは、トマトのおいしさに感動して自分で作りたいと7年前に早期退職。16種類のトマトとブドウを作っています。4年前に農民連の女性たちと直売所を立ち上げました。毎年、新しい作物に挑戦。「小さくてももうける農業」を目指しています。

 岩崎春江さんは別海町で酪農をしています。10年前に補助金などをもらわずに加工場を設置。販売までとなると大変なので、自家用のチーズを作っています。おいしいチーズケーキを持ってきてくれました。

 高嶋桃代さんは千歳でトウモロコシを6町生産。8月20日のひょう害でトウモロコシが倒れ、大変だったそうです。道女性部の第1回交流会から子どもを連れて参加し、道女性部部長です。27歳の娘さんが就農し、インドネシア・ジャカルタで開かれたビア・カンペシーナ国際総会にも参加しました。

 三浦幸子さんは空知で水稲、麦を生産。自家野菜を空知中央の直売所にだしています。宮城県の鳴子で開催された女性部の総会で、本当に全国のおいしい料理を食べられたと感動しました。ひざが悪くて3年くらい前に手術。結婚前は実家でいろんな作業をしていたのが、夫が優しく、なんでもやってくれるので「こんな楽なところに嫁げてうれしい」と言います。

 高橋ミチヨさん(小清水)は、夫が亡くなったあと実家に戻り小麦、種子ばれいしょ、玉ねぎ、にんじん、長ねぎを作っています。

(新聞「農民」2013.11.18付)
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2013年11月

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