「農民」記事データベース20120709-1028-01

必ず参議院で廃案に

許せん!
消費税増税法案の強行採決

民主・自民・公明の“悪政談合”に怒り!

関連/さよなら原発 10万人集会
  /消費税増税法案の採択強行に抗議する


 民主・自民・公明の3党は6月26日、消費税率を10%に引き上げる増税法案や憲法25条の生存権を骨抜きにする「社会保障制度改革推進法案」などを衆議院本会議で強行採決し、賛成多数で可決。法案の審議は参議院へ移ります。

 農民連は白石淳一会長名で「抗議談話」(2面)を発表しました。

 国民大集会開く怒りを力に変え

 農民連などでつくる実行委員会は6月23日、東京・明治公園で「いのちと暮らしを守れ!怒りの国民大集会」を開き、2万4000人が「ストップ!消費税大増税・社会保障大改悪・TPP参加」の声を響かせました。

 主婦連合会の山根香織会長は、「目先の利益、大企業の利益の追求のために私たちの暮らし・地域が壊される。連帯を強め、誤った政策に断固反対し、阻止しましょう」とあいさつ。日本共産党の志位和夫委員長は「国民のたたかいで政治を変え、新しい歴史をつくろう」と呼びかけました。

 各団体・地域からの発言では、北海道農民連の山川秀正委員長は「いま、オール北海道でTPP反対の一点共闘が広がっている。総選挙で、TPP参加反対、消費税増税ノーの国会をつくるために奮闘する」と決意を述べました。

 最後に、「怒りを運動の力に変え、たたかいをいっそう強め、悪政阻止にむけて全力をあげましょう」という集会アピールを採択。農民連は、トラクターを先頭にデモ行進を行い、「消費税増税・TPP参加、どっちもダメ!」とアピールしました。

 山口県農民連から9人で参加した藤井操さんは「百姓をやっていても、たいへんな情勢だとヒシヒシと感じている。ここまできたら、集まって行動を起こそうということになった。多くの人の怒りを感じることができた」と語っていました。


集まろう!
さよなら原発 10万人集会
▼と き 7月16日(月・祝日)午後1時(12時30分からオープニングコンサート)
▼ところ 東京・代々木公園(最寄駅・JR「原宿」、地下鉄千代田線「代々木公園」)

(新聞「農民」2012.7.9付)
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2012年7月

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