“勇気”農業やってみよう青森 津軽農民組合 ほほえみりんご産直部
減農薬・減肥料栽培の学習会開く青森県農民連・津軽農民組合のほほえみりんご産直部は1月12日、大鰐町で「持続可能で『低投入』(農業資材や労力を減らす)農法について」の学習会を開き、49人が参加しました。減農薬・減肥料栽培を実践している3人の農家から体験談の報告を受けたあと、東北ライフ商事の河野和廣さんが、肥料・農薬を減らす農法について講演し、「多くの農家が、肥料、特に窒素の入れすぎで収量減、病害虫の増加につながっている」など、今までの常識をくつがえす話をしました。 基本は、土壌診断をして、適切な時期に適量の肥料をやり、農薬散布するということでした。河野さんは「枝の角度、葉っぱの色、成長具合で窒素が過剰かどうか判断できる。収穫後もりんごの葉が枯れ落ちていない園地は肥料の入れすぎ」と、警告しています。そして「肥料を減らすと言うと家の中がケンカになるが、自分の園地で少し試して、“勇気”農業をやってみてください」と話していました。 講演後、参加者はアドバイスを受けようと、河野さんを囲んで質問していました。
超ベテランも若手後継者も
ほほえみりんご産直部の剪定会が2月2日、雪の積もる中、工藤保さんのりんご園(弘前市)で行われ、21人が参加しました。 |
[2011年2月]
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