農商工と消費者が手を結び
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「相原牛カリー」開発の苦労と喜びを報告した相原高校の生徒たち |
「高座豚手作りハムの会」の松井正敏さんは「都市畜産のバックグラウンドを作り、県央の名産品を作ろう」と会を設立し、おいしい製品づくりの研究や安全・安心に対する取り組みを報告。「三浦市郷土漬け物研究会」の川島勝徳さんは、地域産業振興のために、市の野菜専業農家が浅漬けたくわんの加工販売を始めた経緯を語りました。
神奈川県環境農政部の遠藤創さんと相模原市環境経済部の菅谷一夫さんは、県と市の農商工連携と農政振興の施策を述べました。
最後に神奈川自治体問題研究所の大嶋茂男さんは「農商工の連携を通じて、消費者が生産者を信頼し、生産者が消費者に責任をもつ関係を構築することが、食べ物を柱にした地域循環の流れです。今後も議論を重ね政策提言などに結びつけよう」と閉会あいさつを行いました。
訂正 10月11日付「本の紹介」の記事で、筆者は「武蔵大学教授」の誤りでした。おわびして訂正します。
[2010年10月]
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